マース Systemはアルミフレームと膜材によるコンポジット構造物であります。
21世紀に最も相応しい材料そして工法をとりいれ、様々な分野でその特徴を発揮し、快適な空間を提供するシステムです。
アルミフレームにより形成されるアーチ間に挿入される膜材を特殊工法により緊張させ、構造物にかかる空気抵抗をやわらげ、また、ランニングコストを必要とせずいつまでも膜材の張りと美しさを可能にした建造物であります。
中間柱を無くし、広大で自由度の高い空間を確保できる為、使用用途は多種多様に富み、経済的で限られたスペースにおいても優れた機能を発揮する構造物であります。
マース Systemは専門スタッフによる丹念な研究と品質管理によって製造されます。我々スタッフは常に技術を高め新しいシステムを提案し、更に優れた構造物を創りつくり出し続けます。
また、東洋最大の8,000トンの押出機による生産能力で絶えず必要に応じた製品の製造と集成・精錬を重ね、特殊なニーズや個別の要求にもお応えすることを念頭に邁進し、アルミニウム素材産業の先頭走者として21世紀の発展の為に最善を尽くします。そして、今日高度な建築技術を必要とする大規模で素晴らしい様々なプロジェクトの成功に導いてくれるでしょう。
マース Systemの主要材であるアルミフレームにはアルミニウム合金6061を使用しております。数多くあるアルミニウム合金の中で最も建築素材に適しているものとして知られています。
また、アルミアーチの連結には各部材をピンまたはボルト方式で最小限の連結にとどめ、組立や撤去を簡略化でき作業人員も限り無く少数で行うことを目標としてます。
アルミフレームは軽量で、更に腐食には無縁であるアルミニウムは半永久的な耐久性能を兼ね備えています。
FERRAR社が独自開発したプレコントラン技術によって製造された膜材を使用しています。この技術によってコーティング工程の段階で、織布のタテ方向に与えるテンションと同じ引張りを横方向にも与え続けているため、タテ・ヨコ同等の強度および伸び率が保持できます。
世界各国で特許対象となっているこの技術は繊維地布のコーティング工程前ならびに前行程中、プレストレスを与えることから成っており、プレコントランメンブレーヌが縦糸横糸方向に同等の恒常的張力を与えます。従来の生地の場合は、横糸方向の制御は行われません。
複合素材のメンブレーヌの物性耐久性は、織物上に施したコーティングの厚さに比例します。プレコントメンブレーヌは、同重量、同物性の従来コーティング層が極めて厚くその耐久性も大幅に伸びています。
高純度PVDF層をコーティング面に塗布し、高性能複合素材膜材メンブレーヌを作る特殊技術を開発しました。プレコントラン*Fluotop*T702で出来たメンブレーヌは、フェラーリ社のプレコントラン技術とPVDF表面コーティングにより、テキスタイル建造物の維持に以下のような抜群の威力を発揮します。
ドームのサイズは、天井高4.83m~15.32m、幅10m~40mまでを標準としています。しかも奥行きの制限はありません。さまざまな全天候型施設として対応できるよう、各種サイズをご用意。目的に合わせて作ることができます。(40mを超えるものはトラス型にて対応)プロスポーツはもちろん高校、大学、さらにはアマチュアスポーツに取り組んでいる企業にとって、いつでも練習できるチーム専用の施設の確保は欠かせません。レベルを高めるだけでなく、選手たちの意欲にも好影響を与えます。
「悪天候で、何日も全く練習ができなかった」という話はよく聞きます。とくに大会を控えた選手やコーチにとって、計画に沿ったスケジュール通りの練習ができるドームなら、雨や風に影響されることなく100%こなすことができます。
設営も解体もスピーディ、しかもニーズに応じて設計変更も可能です。博覧会の長期イベントにはパビリオンとして。キャンペーンなどの短期イベントには仮設展示場としても最適。その他、多目的スペースとしてもご利用できます。
近年、最終処分場の適地が減少、基準の強化、住民不信などから、新たな最終処分場の確保が極めて厳しいものとされました。また、地球規模的な環境問題への関心が高まり、人々の目も厳しくなり、最終処分場の安全性への向上は不可欠とされています。
これらの背景に、安全性・機能性・また周辺地域の人々にも受け入れられる最終処分場それがクローズドシステム処分場です。